無料弁護士相談したら心折れました~アラフィフ離婚道中⑱

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離婚

結局旦那は

自分の気持ちを改めて家族の信頼を取り戻そうとか、

家族の形を修復しようとか

そんなことは一切考えておらず、

それとは真逆でなにしろ家族に対して

子供たちのこれからに対しても

あまりにも粗雑な考えと言葉しか聞けなかったので

とりあえず、勝手に変更してしまった給与口座を

また元に戻すよう言い、

仕方がないからわたしがその給与から10万円を

毎月旦那の別の口座に生活費として振り込むという

ことにしました。

10万という金額ではいくら一人といえど、

相当切り詰めていかないといけないだろうし、

この二重生活というものがどれだけ莫大で無駄な

時間とお金と苦労が課せられるか。。。

やってみて「気づいて」もらおうと。

まだこの期に及んで旦那にわずかな希望を持ってしまっているのは、

子供達の事を第一優先に考えるのと、

やはりどうしてもマンションの抵当権を戻してもらってから

離婚』をしたかったから。

この別居生活中、また借金を膨らませるような事は言語道断、

とにかく抵当権を取り戻すべく返済の術を考えて行動してほしいと

旦那に強く訴えて『最後の話し合い』(今思えば)が終わりました。

旦那の失態からはじまったのに、まんまと旦那のペースに

はめられてる感が否めなく、信用信頼はもう無いに等しいし

不安が募っていくなか、わたしは何をどうしていけばよいのか。

抵当権を取り戻す方法・・・

旦那が権利書を担保に借金をした時に作成された

『抵当権設定契約書』「金銭消費貸借契約書」

中身は書いてある通りの事なのだろうけど、

どこか冷静な心情ではない私がいくら読んでもよくわからない事、

この返済が滞ったらどうなってしまうのかとかちょっと不明だったし、

というか、旦那がこんな借金を勝手に作った上に浮気までした可能性が

あり、別居も始まった。。。

離婚を旦那から要求され、わたしはどうしていけばいいのかというところを

相談したくて、市町村が窓口になっている

『弁護士法律相談』

というものにまずは飛びつきました。

これは市・区役所で一人30分間無料で県弁護士会所属の弁護士さんに

相談できるというものでした。

平日の週1~2回の開催で、各回の定員も6名とされていて、

申込多数の場合は抽選となってしまうらしく、

実際予約の電話をしましたが第一希望の日時は抽選→×になってしまい、

第二希望の別の区役所、日時でやっと予約が取れました。

「弁護士先生」などという肩書の方とお話するなんて初めての事で

しかも時間制限もあるので、容量よく相談内容を伝えて的確なアドバイスを

得たいと思って、当日はものすごく緊張していました。

予約時間少し前に役所の窓口に行き、簡単な説明を聞いて⁽無料相談時間と

任意のアンケート用紙を渡されました)、

弁護士先生のいらっしゃるお部屋に案内されました。

「お、意外に若い」

20代中~後半くらいの先生が座られていました

わたし「よろしくお願いいたします」

先生は特になにも言わずわたしが椅子に座ると同時に

先生の手元にあった時計?のスイッチをいれ、

30分間のタイマーがスタートされたことがわかるように

こちらに時計を向けてわたしが話始めるのを

待っている様子でした。

わたしはそんな対応に少し慌ててしまいましたが、

旦那が突然勝手に家の権利書を持ち出してそれを担保に

借金をし、あげくに浮気(不倫)していて、謝罪もなく

話し合いもろくに出来ぬまま別居生活が始まっているということ、

わたしとしては今後の生活の不安と、抵当権を取り戻す術がなにか

ないものかと相談しにきたとおおまかにあらすじを話しながら

抵当権設定契約書と金銭消費貸借契約書を先生に

参考資料として差し出しました。

先生は資料を受け取り、パラパラと数枚の用紙に目を通してから

開口一番、こう仰いました。

「自分の持ち分の家の権利を抵当に入れて何が悪いんですか?」

正直びっくりしました。

別に激しく同調してもらえるとも全然思っていなかったけど、

どちらがいいか悪いかを聞きに来たわけでもないし、

もちろん旦那のやったことが法に触れているわけでもないことは

わかっているけど、

家族に対してのモラルの問題(今風にいうとモラハラ?)とか

「普通によくあること」

ではないことですよね?事前に想定できる事柄でもないですよね?

割ともう不安と頭の中がパニックで心身を削っていた状態で

この相談にすがる思いだったので、

もう旦那とのダブルパンチをくらったというか、、、

そのあとも、なんとかわたしも時間内に良きアドバイスや

ヒントをもらいたくて何かを話していたけど、何を話したか、

そしてなにか今後前向きに不安や問題を解消できるヒントととなる

何かを得られたか、、、

タイマーが30分経ったというところで、アラームが鳴るわけでもなく

常に時計を気にしていた先生がちょうど30分経過したデジタル表示を

「時間ですのでもういいですか?」と言わんばかりに

わたしに向けて見せてきたので、話の途中だったかもしれないけど、

話をやめ、なんとか振り絞って「ありがとうございました」と蚊の鳴くような声で

言ってその部屋を出た記憶だけ残り、

最初から最後まであの先生の高圧的な対応とあの一言に

もう心がポキポキ折れてしまっていたので区役所を出るときは

なんかとてつもなく苛立ち、

最初にもらったアンケート用紙をくしゃくしゃに丸めて

ゴミ箱に投げ捨ててきちゃいました。

帰りの車では、くやしくて涙が出てきました。

わたしは誰になんて相談すればよいのだろう?

色々無知なわたしが悪かったの?

そんな感情でいっぱいでした。

「無料」相談です。わかってます。

あたった「先生」にもよるのかもしれません。

もしこれからこのような区市町村の支援の利用を考えている方へ

少しでもの参考までに。。。

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